作曲家の川井憲次さんが映画のパンフで「今までの押井監督の作品は絵とシンクロするよりも、俯瞰で見ているような位置に音楽がありましたが、今作は風景やキャラクターの心情に近い場所にするよう監督からリクエストがありました」と語る通り、正に映像と表裏一体で主人公達の心情、映画の世界観を表現したとても素晴らしい音楽でした。
今はベートーヴェンやラフマニノフらのクラシックを主に聴いていますが、過去のアニメーション音楽では、久石譲氏の交響詩アリオン、三枝成章氏の逆襲のシャアのサントラ、が映像と離して音楽として最も素晴らしいと思ってきました(10年以上聴いてないですが)。ですが、このサントラ音楽は映画の世界観(深み)の表現という点で、それらを凌いでいるかもしれません。
掛け合い漫才のような雰囲気でストーリーが進んでいく中で,満ちるが自分の気持ちを吐露したあたりから,空気が一変していきます。暗い夜道(?)をただ歩き続ける3人の表情が,息をのむほど素晴らしかった。音楽も良いです。
映画もいいけど、曲が最高です。
一気にANIKI熱が上がりました!
癒されたり、踊ったり、とても幅の広い感じです。
映画観てない人にもオススメです!
加瀬さんの内面が 少し わかるような気がする(気がするだけかもしれませんが)ようで それを 感じることで 寒い風景も暖かく感じられる作品になっているように思います。
ペットは心を癒す。それは姿の可愛らしさだけでなく、飼い主を頼る素振りが落ち込んだ飼い主の自信を取り戻させたり、はたまた、飼い主の心情などおかまいなしの自由奔放な振舞いが、飼い主の気持ちを「くよくよしても仕方がない」といったいい方向に向けたりするからであろう。漫画家としてのスタート以来、生活をともにしてきた猫サバの死がその暮らしに句読点を打つ。グーグーを得て喪失感から脱却していく彼女。しかし、それをきっかけに幸不幸の波が大きくうねり始める。才能に恵まれながら恋愛に関して少々内向的な漫画家を小泉今日子が好演。漫画家になった原点を振り返りつつも、身の上に起こった不幸につぶされそうになって独白するシーンが熱い。実在の女性漫画家がモデルだが、漫画家という職業を選んだ、どこにでもいる人の人生譚としても十分見ることができるだろう。昔のフランス映画に似て流れは静か。大げさな山谷はないけれど、見終わったときに自分の心がコトンとプラス側に振れる、そんな映画である
94分の本編映画の素晴らしさは山のあなた 徳市の恋 スタンダード・エディションの方にレビューを書きました。関心のある方はそちらを覗いていただくとして、このプレミアム・エディションがディスク3枚になるとは驚きです。大枚を投ずるなら、上記スタンダード・エディションと、「カヴァー」の対象となった清水宏監督1938年の作品按摩と女をセットで買う方が有意義ではなかろうか、と思います。まさか「按摩と女」がついてくるということはないでしょうから。ともあれ、本編映画はひなびた温泉場の情緒に浸ることができ、カラー映画で「カヴァー」することの利点を生かした映像美に満ちた、日本人に生まれてよかったと思える素晴らしい作品なので、特典映像が面白くなかったとしても星4個より下の評価となることはないでしょう。ただその時には、高価であることに悔いが残るでしょうが。特典映像の内容が明らかになってからどういうお金の使い方をするか検討してもいいのでは、と考える次第です。
ストーリーは身近なもので『うんうん』と見れた。特に動物さん好きにはうなずけたと思う。残念だったのは田中麗奈さんの演技…田中麗奈さんってあんな風だっけ?とガッカリ。ソックスや豊川悦司さんや高島礼子さんは最高の演技だったのになと。何故ならソックスを邪魔にしたりでは泣いてしまったのにソックスとのお別れ場面を普通に観てた。私は感情移入しやすくかなりの率で涙するのに普通に。自分でも自分が意外だった。あかりの小役さんは抜群の演技力だったのに。個人的意見ですが田中麗奈さんじゃない大人のあかりを見たかったです。