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小澤征爾やキリ・テ・カナワのファンならずとも、必見の価値はあります。歌唱力、演技ともに素晴らしいカナワにあって、今回特に印象的だったのは、やはり見せ場の一つとして有名な、「歌に生き、恋に生き」を切々と歌い上げるシーンでしょうか。理不尽な仕打ちに対する嘆きを、神に訴えながらも、女の情念や決意を垣間見せるカナワの表情が、歌姫トスカの生き様と重なって見事の一言につきます。スカルピアの殺害前後は、カナワの不安や鼓動まで伝わってきそうな緊迫感にあふれ、芝居だということを忘れてしまいそうでした。舞台衣装や美術は、オーソドックスですが、スカルピアの執務室にある巨大なテーブルを支える人間のオブジェ?は、秘密警察の長官というスカルピアの職業柄を暗示しているようでユニークでした。編集のメリットもありますが、ただカーテンコールは、最後まで収録されていないのが残念でした。
SHM-CD と通常盤 CD を聴き比べさせて SHM-CD を買って貰おうという趣旨のサンプラーなのに (だからか?)、通常盤 CD の音が悪すぎます。これでは SHM-CD が良く聴こえて当然。試しにSHM-CD を輸入盤 CD と聴き比べてみると、一概に SHM-CD が良いとは言い切れないという印象を抱きました。確かに SHM-CD はすっきりとした音で見通しが良く聴こえますが、雰囲気の豊かさでは輸入盤の方に分があると思います。
収録されているデータを調べてみると完璧に一致するので、CD の素材だけでこれほどまで音質が違ってくることは確か。でもネットで調べていると SHM-CD の方が圧倒的にエラーレートが "高い" という測定結果も上がっています。こうなってくるとメーカーの能書きも鵜呑みに出来なくなってきます。結局自分の耳で判断するしかなく、その機会を安価に提供してくれたという点では、この商品は良かったです。しかしこの 2 枚組だけで判断するのは危険だということです。
SHM-CD に満足できなかった音質難民が SACD に流れて SACD が活気づくという展開が理想なのですがね。
自分はクラシックはSACDでよく聞くのですが、リニアPCMのサラウンドはSACDのDSDよりも精緻だなぁ、という印象を持ちました。非常に透明度の高い、クリアな音です。SACDのDSD形式は「柔らかで暖かく密度の高い音」と評されることが多いですが、このBDのリニアPCMは「精緻で透明度も密度も高い音」という感じがします。
サラウンドも派手ではなく、直接音主体の録音に適度にホールトーンを加える感じで、それが絶妙な臨場感を醸し出しています。
映像も精緻で、楽器の質感もよくわかります。
接続についてですが、現状、96-kHz/24-bitサラウンドの再生には、HDMI接続が必須と考えた方がいいでしょう。常識的な価格のBD録再機の場合、同軸や光のデジタル接続では、48-kHz x 2チャンネルが上限のことがほとんどです。
《わが母の教えたまいし歌・・・》
もう、この歌を何人もの方が歌われていますが・・・
フレデリカ・フォン・シュターデも泣けてきますよ!
私が、一番探していた曲という事もありますが、是非
お耳を傾けてください。
ちなみに、このCDはゴールド版も出ています。
そして、ヨー・ヨー・マ好きの私にはオスカル・モラヴェツ
のバイオリンとのからみがすばらしい
《 スラヴ舞曲第10番ホ短調 作品72-2 》に、
やはり涙を流したりワクワクしたりと聴き惚れていました。
すばらしいとしか言いようがありません!! 会場の熱気が画面を通じて伝わってきます!
またベルリン・フィルと小澤さんの見事な演奏は息を呑みます・・・
指揮棒さばきは今はあまり見ることはできませんが、小澤さんのすごさがわかる一枚だと思います☆
とにかく普通じゃない
指揮者になりたい→じゃーよくわかんないけどヨーロッパだ。
金がない→じゃータンカーに安く乗せてもらえてラッキー
コンクールに応募だ→締め切り過ぎてた→でもなんとか受け付てもらえてラッキー
やるならやる という当然にして誰もが挫折してしまう事をやってのけてしまえる人が成功を掴むんだなと思い知らされました。
世界中が待っていた!!”オザワ”黄金期の録音が、今、最新リマスターでよみがえる!!1960〜80年代を中心に、若き小澤征爾が残した、ドラマティックで、情熱的な名演の数々。ベルリン・フィル、ボストン響、パリ管他、世界の名門オーケストラを指揮した、小澤ならではのレパートリー。世界中のEMIに残した貴重な録音を今ココ日本で初の完全収録BOX実現!!音楽ファン垂涎の演目もさることながら、初CD化音源(5曲あり!!)も聴き逃せません!!第34回(2002年度)「サントリー音楽賞」も受賞!!この4月に逝去した日本が誇る紫綬褒章受章作曲家“石井眞木”の代表作『遭遇II番』も収録!小澤征爾−ザ・ゴールデン・レコーディングスによせて小澤征爾のキャリアを見ていて気づくのは、小澤征爾が若き日からレコーディングにきわめて積極的に、また真剣に取り組んできたという事実である。演奏家の中にはレコーディングを生のコンサートに準ずるもの、あるいは補完するものとして取り組むケースも見られるようだが、小澤征爾は常に万全の体制で臨み、1枚のディスクに最善の成果、感動的演奏を残すよう努めてきた。確かにレコーディングはスタジオで物言わぬマイクロフォンに向かって行われるものである。しかしその一方では、演奏家側の努力と熱意次第では一回のコンサートでは実現しえない表現の新たな領域を切り開く可能性も秘めた活動であり、それは演奏家側のチャレンジ精神を大いに刺激し、発憤させるものともなり得る。小澤征爾の過去の録音が今なお感動的で、しかも初々しく、触発する美しさにあふれているのは、実は私たちの目には見えなかった汗あるいは全力投球の背景をもつからということができよう。小澤征爾のレコーディング・キャリアは1960年代半ば、即ち30才の声を聞くようになってから本格化した。しかし時は、カラヤンもベームも、ミュンシュもバーンスタインも健在だった頃である。若き東洋の指揮者が自分の望むレパートリーだけを録音させてもらえたかどうかは不明である。だが、与えられたチャンスを生かし、あたかも自分の得意曲のように咀嚼・吸収、結果的に十八番のような感銘を与える演奏にしてきたところが小澤征爾の小沢征爾たる所以であろう。そしてこうして積み重ねられてきた録音の数々は、なるほど小澤征爾ならではの仕事ぶりと思わせる輝きと説得力とでそびえ立っているのである。ここにEMIに収録されてきた録音のすべてがCD化された。まず目を見張るのは、ベルリン・フィル、パリ管弦楽団、シカゴ交響楽団など、世界のトップ・オーケストラが相手であること。次に多彩をきわめるレパートリーも驚異的だが、今やラヴェルもストラヴィンスキーも、チャイコフスキーもバルトークも、現在の小沢征爾に完全に引き継がれており、この点でもぬかりがない。さらにパールマン、ムター、ワイセンベルク、ベロフといったソリスト陣の素晴らしさも、小澤征爾に対する彼らの絶大なる信頼感をうかがわせるものがあり、壮観である。先頃亡くなった石井真木の作品、同門の潮田益子との共演も含めて、すべてが若き日から壮年期にかけての記念碑的偉業であり、演奏内容もほとばしり出る熱き息吹にあふれている。聴き手はこれらの名盤に耳を傾けながら、そこに現在の小澤征爾へと直接つながる感動の鉱脈を見いだし、小澤征爾の才能とキャリアに対する認識を新たにしていくはずである。諸石幸生[アーティスト]小澤征爾■CD14枚組[商品画像]