ザガットとは一種の人気投票であってガイドではない。いま、どのレストランが人気があるのか(あるいは人気がないのか)よく分かる。ただし、それだけのことで、どのレストランがおいしいのかは、必ずしも得点とは一致しない。東京の例ではあるが、ある10人ぐらいしか入れない、常連がほとんどの寿司屋が高得点を得ている。ザガットに投票する人が多数来るとは思えない店が高得点を得ているのは、ほかのガイドや寿司屋案内書で高得点を得ているので、高得点を付けざる得ないので、「調整」というか、ほかのガイトの評価を「加味」しているという疑念をぬぐえない。私は信頼性はこの本にはないと思う。ザガットはサッカー選手や歌手の人気投票みたいなもんだ。それ以上でもそれ以下でもない。一種の電話番号帳的使い方も出来るが、パソコンとIモードの発達で、わざわざこの本を買うには及ばなくなってきた。それに、店とのトラブルを恐れてか、切り口も甘くなってきた。