今月(2008年11月)中旬公開された「ハッピーフライト」は矢口ワールド全開で、
週末のボックスオフィスは初登場2位。
これまで事件や事故の舞台としてばかり描かれてきた機内を、
笑いと涙の空間に変えた手腕に拍手を送りたい。
キャビン撮影には通常なら実物大のモックアップが使われるのだろうが、
この作品ではANAがボーイング747-700──テクノジャンボを提供している。
実際の機内だと知れば、カメラワークにも注目したくなる。
封切り当日には、
ANAの公式ガイドブック「That's ANA ビジュアル」が同時発売された。
クルーの日常をフォトストーリー風にまとめた導入部から8章にわたって、
ANAとその周辺を鮮やかに、ときに注意深く切りとっている。
とくに飛行中の航空機は、一般のフォトグラファーでは金輪際とらえられないものだ。
当該ページで、21世紀を待たずに倒産したオランダ フォッカー社の航空機が
今なお日本の空を飛んでいることを知る。
全編を撮影したのは、昨年ホームパーティにご招待した小栗義幸さんだ。
すでに国内屈指の航空写真家となった彼は、航空機についての造詣もきわめて深い。
パーティ当日、わが家のはるか上空を行き過ぎたエンジン音だけで、
機種を答えて周囲を驚かせる。
それぞれの写真に添えられている文字も、小栗さんが自ら書いた。
このジャンルの出版物によくある凡庸な解説とは一線を画して
マニアばかりでなく、一般の読者にもイメージがふくらむ
クールなコピーライティングとしてまとめられている。
カドカワムックからはこの秋、
スターアライアンスの公式ガイドブック「That's STAR ALLIANCE」も発行された。
ここでも、彼の写真が過半を占めている。
全日空ANAが進めてきたCSの本筋を学べる本です。
いい仕事を行った人に従業員同士でグッドジョブカードを渡します。人間は
本来人からほめられたいと思っていますので、人からほめられて悪い気を
する人はいません。
また仲間をほめるためには、他の人の仕事をよく観察するようになったそう
です。
ANAの飛行機に乗ると、出発の時に、滑走路に行くまで、整備士の方が
手を降り続けてくれます。ちょっとしたことですが、「旅にでるんだ」と言うことが
伝わって来るので私は、大好きなシーンです。
どうすればお客様が気持ちよく飛行機に乗って旅に出ることが出来るかを
従業員全員で考えてきた過程が伝わってきます。
実際に行なわれたよいサービス事例の報告書、といった印象でした。こんなケースがありました、それに対し、こういうふうに対応しました、ということが淡々と報告されているだけのように感じられたのが残念です。
紹介されているそれぞれの事例は非常に興味深く、接客やサービスを考えるうえで参考になる部分が多いのですが、そういう対応が当たり前のようにできるスタッフがどのようにして生み出されてくるのか、企業としてふだん、スタッフに対してどのようなアプローチをしているのかといった、そのケースに至る前の背景があまり見えないため、せっかくのよい対応事例が会社としての風土というよりも、個々のスタッフの資質に負っている、会社としてはその資質を邪魔しないようにしているだけ、のようにこの書き方では感じられてしまいます。
そうしたスタッフを生みだし成長させるための会社としての取り組みといった部分にはあまり触れず、事例紹介を中心に本として構成するのであれば、淡々とした「報告書」風につくるより、対応した個々のスタッフの心情や感情の揺れ動きを丁寧に記すなどして、もっとエモーショナルな読み物風につくったほうが、よりストレートにわかりやすく読者の心に伝わりやすかったのではないかなと思います。
タイトルは何だか挑発的ですが、中身は冷静な記述がなされています。
JALとANAとの長い競争の歴史を中心に、JASや欧米の航空会社も時々話題に入っています。広い視野から見た日本の航空業界の歩みがわかりやすくつづられています。
双方の収益性についての分析、社風について、海外戦略について、航空輸送以外のビジネスについて等々、多角的なテーマが取り上げられており、偏り無く、読みやすいです。
このシリーズが出版されるまでのマイレージ関連の本はどのマイレージが有利かということについて書かれている物がほとんどでした。
また、その結論もマイレージの有効期限が実質ない、NWやUAなどの米国系航空会社のマイレージが有利とされてきました。
日本国内でマイレージプログラムを持っている航空会社はANAとJALだけですし、海外に行く機会が少なく、国内線の利用が多い方についてはNWやUAを選択する意味はありません。
この本は国内でもっとも簡単にマイルをためることができるANAに集中してためるための本です。
国内線・国際線での利用をいかに効率的にマイルにするかや普段の生活でマイルをためる方法についてはマイラーとしては初歩の内容ですし、全般的に初級者向けだとは思います。
また、基本的に裏技のようなものは入っていません。
陸マイラー上級者にはかなり物足りない内容かもしれませんが、これからANA中心にマイルをためていこうとしている初級者が知識として知っておかなければならないことが、うまくまとめられていると思います。
06年−07年版との違いは以下の項目です。
・2008年度の「ANAマイレージクラブ」の規定変更対応
・ANAマイレージクラブ単体ではなくスターアライアンスでの貯め方や利用法をまとめている
・スターアライアンス各社の要点やマイレージプログラムについてまとめている
・地区別の攻略法を掲載
具体的にはANAマイレージクラブの規定変更により特典航空券をシーズンや路線を選んでおトクに使う方法やマイルが貯めにくくなったEdy利用に変わる案として提携関係やポイント交換の仕組みを使う方法をまとめています。
章として「スターアライアンス各社とマイレージ」と「地域別攻略法」が追加された代わりに「スターアライアンス特典航空券による世界一周旅行記」などのスペシャルコラムがなくなりました。
「スターアライアンス各社とマイレージ」については「日本語ホームページが利用できるか」や「各社の路線網」「マイルのため&方使い方」「その他の特長」などの概要がまとめられています。
また、「地域別攻略法」では「航空機の利用と空港の機能」や「マイルが貯まるホテル」「マイレージ提携ショッピングの機会」「マイルがたまるタクシー会社」「飲食でマイルがたまる店」などの地域特性がまとめられています。
どちらも、全て公式サイトを調べればわかることです。
スターアライアンス各社の路線でANAのマイルを獲得するということなら「どの時期にどの航空会社の運賃が燃油サーチャージ込みで安いのか」「どのようなルートで航空券を購入するか」などをまとめた方が資料としての価値は上がったかもしれません。
関連キーワード:アナジョンソン アナ ジョンソン 曲目:We Are / The Way I Am / I'm Stupid / Coz I Can / Crest Of The Wave / Life / Now It's Gone / Here I Go Again