この本は 北の大地、生活の根をおろした作者がその1年間の四季の移り変わりや 収穫などを記したエッセイ風の本。ブルーベリーやくりの実りや燻製作り、カエデの木からのメープルシロップ作り、などの味覚の充実や自分達で建てた煉瓦の家と雪山との調和、すぐ近くにある湖でのカヌー乗りといった 美の充実など読んでいると 本当にこういう生活が理想郷なんだと 感じられます。とりたてのブルーベリーを使ったマフィンのレシピや自由気ままに 大自然の中で 生き生きと遊びまわる犬達の姿も載っていて”いやし”を与えてくれる 本だと 思います。
宇土さんファンにはたまりません。独特の語り口で、アリスファームの様子がイキイキと描かれています。宇土さんの写真がいっぱいの本もとても素敵で、眺めているだけで幸せにしてくれますが、文章だけのエッセイもお勧めです。