グレーゾーン金利について、貸金業者(専業のみならず信販会社も含め)がさも悪徳業者のように言われ、過払金の返還請求は債務者の当然の権利、それを扱う弁護士は正義の味方のように取り扱われているが、それがいかに一方的であるかが良く分かる。実際債務者側に立った議論ばかりが先行している状況はバランスを欠いていると言え問題を正しく認識するには本書は非常に良い本である。ただ実際のニーズから言えば、払い過ぎたから金を返せと思う債務者にとっては貸金業者側の主張等聞く必要ないであろうことから、いわゆる返還請求マニュアル本の方が売れるのでしょう。