死者の姿が見え、声も聞こえる。だが、そのことを誰も理解してくれない。
中学生の少年橋口明生にとっては過酷な状況だったに違いない。しかし、
手を差し伸べてくれた元刑事の須賀原とともに、死者の遺した思いや無念さを
解き放っていく。それに伴い、明生や須賀原が抱える心の傷もしだいに癒されて
いく。死んでいく者も哀れだが、遺された者も切ない。読んでいて胸が痛くなる
ような描写があちこちにあった。この作品は生者と死者の物語であると同時に、
生者の再生の物語でもある。ラストは救いがあって、本当によかった。
まるで夢の中のように物語は進みます。
子供のころに、家族そろって旅行した、懐かしい高地のような場所が舞台です。
特殊な「ギフト」をもったひとびとが、登場人物です。
生き物でも、無生物でも、あるものを「ねじったり」「もどしたり」「呼んだり」することのできる能力。
なぜそのような「ギフト」が存在するのか、明確にはされません。
しかし、しだいに、心の中から、流れだしてくるものがあります。
それは、「ギフト」は、実はだれもが持っているものなのだという、畏怖を伴う感動です。
次の「ヴォイス」とともに、大変な傑作だと思います。
他のレビュアの方が仰っているように、
確かにちょっと簡単に手が出せないような
お高い商品が多いように思います。
でも!
逆に、自分ではなかなか買ったり、試したり
出来ないからこそ、こういうところで予備知識を持って
実践に臨むことが出来るのでは?と思います。
お着物のちょっとしたものなど
まったく知識がないし、なかなかプレゼントする
機会もありませんが、素敵なものは
こういうお店に行けばあるんだ、というのを
知っただけでもいい勉強になりました。
全体的に品がよく、素敵な品物ばかりで
大変目の保養になりました。
なかなかすぐ「じゃ、これをあの人に!」というわけには
行かなさそうですが、自分の頭の中の
ストックとして、
何か大事な方に贈り物をすることや、
自分がほしいもののカタログとして持っておくのも
いいのでは?と思いました。
私の行動範囲では知りえないような
素敵な情報満載です。
ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)
このソニア・パークさんの本でも思いましたが、
この本を書くために、何十万、何百万と
散財をされているはず。
それを2000円でおつりが来る値段で
楽しめるのならいいのでは?と私は思います。
文句なしの★5つでした。
このところビジネス書ばかり読んでいたので、息抜きに買っておいた本だったのですが、正直、息抜きはできませんでした。各章とも充実した内容なので、付箋だらけになってしまいました。
いまのところ今年読んだ中では、一番面白かったと思います。
最も好きになったのは、最終章211ページの「恩送り」のお話です。この本の内容そのものを表わす言葉です。映画「ペイフォワード」を思い出させてくれました。こんな考え方で生きていければいいなと思います。
機会があったら、是非とも平野さんの講演を聴きにいきたいと思います。
前作と時も違えば場所も違う、今回は西のはてオルド人による侵略がすすむ「アンサル」の地が舞台。
かつては大学や図書館があり、文化の都だった「美しく賢いアンサル」と呼ばれたが、今は破壊された瓦礫の街。
文字を持たないオルド人の支配下にあるため、書物はすべて焼かれ、本は魔物と同一視され恐れられていた。
「道の長」の住まいガルヴァマンドに住む「オルド人との落とし子」少女メマーが主人公。
向学心に燃え、オルド人への復讐を生きる証にしている少女、メマー。
そこへ前作の主人公オレックとグライがハーフライオンを共に登場します。
オルド人のガンド・イオラスの客人として詩を朗唱するために来たというが…
徐々に人々の気持ちが復讐に、解放に、動きはじめてゆく…。
成長したグライもオレックも素敵ですが、
今回はメマーが素晴らしい。「秘密の部屋」も魅せます。
久しぶりに一言一言味わいたい小説を読んだという感じ。
気持ちの節々に染み渡る。こういう本をずっと味わっていたい。
次も楽しみです。
私はゲーム(18禁、非18禁の両方)をやって、アニメは見ていない人間です。その目線で見ると…ちょっと急ごしらえな感じがしないでもないですが、ゲームとはちょっと違うストーリーなので、なかなか楽しめます。あと、ゲームでは4月から5月にかけてというお話でしたが、この漫画には夏のお話もありまして、みんなで海に行ったりします。という事は…後は見てのお楽しみ。
「ギフト」「ヴォイス」そして「パワー」。どれもその世界にぐいぐいと引き込まれる、すばらしい作品でした!
中でも「西の果ての年代記」三部作の最終巻である「パワー」は、過酷な運命を辿る主人公と共に、様々な感情が胸に沸き起こり、時に苦しくなるほどでした。
その全てを乗り越えてきたからこそ、オレックの元に辿りついた場面では、重い扉が開き、眩しいほどの明るい世界が開けたような、重石が急に取り除かれたような思いに、にわかに信じられないような思いがし、思わず涙がこぼれました。
私たちは奴隷制度のなかで生きている訳ではありませんが、自由とは?本当に私たちは隷属してはいないのか?思わず考えずには居られません。
様々な感情が細やかに描かれているだけに、まるで一つの人生を生き抜いたような、あるいは思い出したような、不思議な読想感でした。
ご出産のお祝いや誕生日のプレゼントなどに!誰もが主人公になれる絵本「クリエイト・ア・ブック」は、主人公になる人のお名前 お友達 ご家族さらには町の名前などがストーリーに登場する誰もが主人公になれる 世界でたった1冊の絵本です。
A4判 68ページ