ゴルフ場をめぐる社会汚染の全貌がよくわかる。
政治家と開発業者が、金融界やマスコミとグルになり、
国土を食いつぶしていく様が分かりやすく説明されている。
著者の筆が横道にそれることが多いのが残念ではあるが、
その良心と気骨に迷いはない。
環境保護を喧伝する政治家やマスコミが、なぜゴルフ場開発を糾弾しないのか、
会員券制度というまがまがしいしきたりが横行したのはなぜか、
その社会的な構造を知るうえで有意義な一冊である。
ポワロシリーズにおいて、ヘイスティングスはホームズにおけるワトソン的役割を果たす人物ですが、実はポワロと事件を共にするのは初期の作品だけで、中期以降はほとんど登場しません。本作はそんな愛すべきワトソン役、ヘイスティングスの名(迷)活躍ぶりが見れる初期ならではの楽しい物語です。
他にもパリ警察のジロー警部との「推理合戦」があり、また物語全体に漂うロマンスの香りも話にきれいに花を添えておりクリスティのストーリーテリングの上手さがよくわかる作品です。
ただ、上記のように物語としては非常に充実しているのですが、ミステリとしてみるとちょっと無駄が多いように思います。わかりにくくしよう、難解にしようとするあまり不自然に複雑になってしまっている感じを受けました。もっとシンプルでも良かったのでは…
ちなみにデビッド・スーシェ主演のポワロ・シリーズでドラマ化されてますが(完全版vol26)原作よりこちらの方が面白いと思います。映像化で非常にわかりやすくなってますし、ラストのジロー警部へのポワロの台詞が洒落てて良いです(ちなみに本書の解説はスーシェ演じるポワロの吹き替えを担当している声優・熊倉一雄氏です)
サイズ:7枚(738×515mm)名入れタイプ:G名入れスペース:70×515mm名入れ印刷寸法:55×380mm以内表紙名入れ印刷:有※このカレンダーは「名入れ」をすることもできます。 「名入れ」については、こちらをご覧ください。ゴルファーの憧れ、名門ゴルフコースの風景を、世界中から集めました。豊かな自然に囲まれた各ホールは、ファンならずともうっとりするような雄大さです。