自動車販売会社が何を考えて商売しているか良くわかる本です。
この中でも面白かったのは、喫煙所としてゆったりした空間を提供していることです。他では見られない逆転の発想が、勝利への道であることがわかりました。
これに対抗するスズキの話があると、比較できてなお良いのではと思います。
三樹書房は、ビジュアル・知識面の充実した一般向け自動車本が多く、古い自動車に関する初歩的知見を得たい者にとってはなかなか貴重な出版社である。
本書も同社が出している一連の大判自動車書の一つなのだが、ダイハツが過去の節目の60年・80年・90年・100年に発行した社史をダイジェストしたような内容に過ぎず、「ダイハツにとって都合のいいこと」しか書かれていない。経営戦略や商品展開、技術等の失敗は一切書かれておらず、誌面の都合からか発売各車両の突っ込んだスペックなどもいまいち乏しい。ダイハツから非公式PR本の出版でも頼まれたのですか、と問いつめたくなる。
企業としての戦前の流れに関する記述は貴重だし、何よりビジュアル面は三樹書房らしくカラーを含めて豊富なだけに、「でも黒歴史は一切なし、歴史が後になればなるほどカタログの惹句風の内容になる」な小堀氏の記述ぶりに、何とも物足りなさを感じる。
この本は、必要な時に図書館で借りてくれば十分な気がする。
いまどきの軽って速いし広いし、すごいです。この本はダイハツで実際に車をつくってる人が、何をめざして、どんなふうに軽自動車とかコンパクトカーをつくっているかを書いています。確かにちょっと難しいところもありますが、色も使ってあって、普通の人でもなるほど、と思える本でした。
ミニカーはKYOSHO製の1/43で素晴らしいでき。ただ、これは単体でも2000円とかで販売されている。するとおまけのミニブックが500円となるが、カタログの縮小版と雑誌の特集ページ程度の内容で、その価値はない。ミニカーが欲しいなら単体で購入した方が良い(ただ黄色はない)。
前巻から2年の月日を経て、平成18年に発売された本巻。
次世代コペンのプロトタイプであるOFC-1や、アルティメットエディションIIメモリアルが登場した今となっては、内容に古さを感じる所もあるが、ダイハツの開発責任者・福塚氏のインタビューなど、貴重な記事も多い。
サード・パーティ製のブラッシュアップ車の詳細や、シートや車体の補強について細かくレポートされており、買う買わないに関わらず、眺めているだけでも楽しい。
基本的にカラー印刷が中心で、紙質も良い。そのため、巻末の対応ホイール一覧などは、壮観の一語。
同種の本が多数、出版されているが、本巻もコペンに愛着を抱く人は、持っていたい一冊だろう。
この本を見て、1950年代から1960年代にかけての国産商用車の当時のカタログが載っており、その当時生まれていない愚生でもついハマッてしまった。
しかし、絵はキレイなのだが、もう少しスペックについて詳しく書かれたカタログの部分も掲載して欲しかった(それぞれのパートの最後にはスペック自体は書かれているけども、この本に掲載されている車種の数よりもスペックの量は少ない)。また、掲載車種自体も思ったよりも少ないので、是非とも「パート2」を出してくれればなお良いだろう。
YRVはダイハツが作った小型ワゴン車で、現在1300ccクラス唯一のターボ設定もある恐ろしくホットな車なのだが、悲しいかなあまり人気は伸びず、他社の車にすっかり市場を奪われている車である。この本には発売当時のライバル車との比較、4つのデザイン初期案、開発者の苦労談などが書いてある。いかんせんムックなのでボリュームはないが、あの当時開発陣がかなり熱を込めていた様子がうかがえる。広告を振り返るとあまり売れなかった理由もちょっとわかったりもする…これから買いたい方、テンション上げるために一読されてみてはいかが?(YRVが)なかなか楽しい経緯で出来たことがわかる本です。