現在の厚生労働省(前の厚生省)の中身を、こんなに生々しく語ってくれる人は、水野肇氏しかいない。
これは、彼が医療・福祉の定めを決める大切な場に委員として身をおいていたから語ることができるのだ。
著者が具体的に、固有名詞をだして、語ってくれる内容は、なんと貴重な証言であろうか。その時代に踏ん張って生きてきた人たちを著者がいかにとらえていたか生々しい歴史ドラマである。
こんなに 生々しく、証言して、生き生きと自らの問題として とらえるようにアドバイスしてくれる本書は、今後 現れないであろう。
感謝しながら よんでしまう。日本国民への貴重な贈り物。著者の勇気を讃えたい。ありがとう。
この資格は「技士」が取れるのだが、単なるトレースではなく、考察要素も盛り込まれている。操作ができる、というだけでは意味のないという社会の実情に沿った資格だと思える。この本は、過去の問題を図面問題集として掲載されているが、単なる線を引く、円を描くということではなく、部品や部屋、といった描く物を考える事を念頭に置いている。学校などで使用する教材としても、ボリュームも大きくなく適当なうえ、おかしな図面ではない。しかも粗さ記号など最新のJISの規格を忠実に追っている。こういう図面はあまり見あたらない。ただ残念なのは、問題集で終わっており、描画ノウハウまで記載されてはいないことだ。毎年出ているので、研修や授業の題材として利用する価値はあるだろう。