風景印の存在を知らなかった私ですが、読みながら、「そうだ。こんど風景印を押印してもらおう!」とワクワクさせられました。で、実際にいちばん近所の郵便局に行ってみたわけですが、本から影響を受けて実行に移すというのは、久しぶりの経験であり、本という媒体の持つ魅力を再認識させてもらいました。
本書は、ユニークな風景印が満載で気軽に楽しむこともできるし、一方で、日本の多様性を伝えるルポルタージュにもなっていて、たいへん味わい深く、奥も深ーい内容です。故・宮脇俊三氏の名作「時刻表2万キロ」を著者も意識しているようですが、勝るとも劣らない力作だと、私には思えました。
郵政民営化について85点ぐらいの完成度で優等生的にまとめた本という印象です。変な自己主張や論理破綻もないので、一度この問題について簡単に振り替えりたい人にとってはオススメの本です。
貯金・保険・宅配などを一挙に引き受け、かつ全国各地に張り巡らせたリテール拠点が郵政公社の最大の武器である一方、その大きさゆえに小回りがきいていない様子がよく分かるのですが、あくまで新聞記事をまとめたような広く浅い内容になっているので、深い話を読みたい人にとっては物足りないかもしれません。
ちなみに表紙はよくできている目立つ本です。
この本は全国から厳選された26の特定郵便局について書かれた本です。独自のマーケティング手法を採用している郵便局やふるさと小包に力を入れている郵便局、局長の営業力、郵便事業に力をいれている郵便局、そして地域と密着している郵便局、さらに行政との連携や人材育成にいたるまで特定郵便局の実態が分かる内容になっています。郵便局というと「全国一律」というイメージがありますが、この本を読むと郵便局ごとに独自性を出している現状が読み取れます。郵便局に興味のあるかたにお勧めです。
誰もがお世話になっている郵便局。そこで働く局員の皆さんは笑顔で接してくれ、世間一般の公務員とは違う印象をうけるはず。それもそのはず郵便局員は公務員ではあるが、その報酬は税金からではなく郵便料金から賄われているのだった。
50歳で新聞記者をやめて、群馬県の特定郵便局長になった本間修一さんがの郵便局の仕事が紹介されている。特定郵便局ならではの地域に密着した小さな郵便局でなければできない試みが種々語られている。しかし、役所仕事の無駄や国会議員への選挙活動協力などで本来の仕事に時間が避けないという現状もあるそうだ。 郵便局にティーサロンを設けて、町の人がふらりと立ち寄ってくつろいだり、おしゃべりしたりできるようにした。そのサロンで福祉施設に暮らすお年寄りたちに、はがきのやりとりをする「幸せの黄色いはがき」作戦など心温まる話題も書かれている。
ドリトル先生の思い付きってとってもユニーク!鳥が郵便を配達したり・・それよりも楽しいのが「切手の裏側」普通「のり」がついていますよね。その「のり」を「くすり」にしちゃうんです。薬嫌いの人々のために・・・その他いっぱいのアイデア満載!
最初読んだとき、すばらしいユーモアのセンス(大げさな表現も気にせず読ませるほど)に驚きました。あわててこの筆者の本を買い集めたほどです。が・・・この本を超えるユーモアには出会えませんでした。アメリカの奇妙で、独りよがりで、でも愛すべき面を紹介しています。買い!